「ホリエモン」の愛称で知られる実業家・堀江貴文氏が8日、自身のYouTubeチャンネルを更新。俳優・伊勢谷友介容疑者が大麻取締法違反の疑いで逮捕された件について言及した。

■伊勢谷容疑者は「非常にナイスガイ」

動画序盤、「伊勢谷友介さんとちょっとした親交がございまして」と語り始める堀江氏。西麻布で行なわれたイベントで知り合ったそうで、それ以降、数年に一度のペースでイベントで顔を合わせたり、SNS上でたまにやり取りする関係性だと言う。

「非常にナイスガイで、社会全体のことを考えて、すごくいい活動をされている方」と述べるなど、堀江氏は伊勢谷容疑者に対して好印象を持っていたようだ。

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■「正直そんな大騒ぎすることなのか」

そして、堀江氏は今回の騒動に対して、「正直そんな大騒ぎすることなのかって僕は思ってます」と私見を述べる。

その理由は、日本の現行法では大麻所持は違法であるものの、世界に目を向ければ、合法化や非合法だが非犯罪化されている国があることや、アメリカにおいては現在進行形で、全国レベルで合法化の動きがあることだ。

■「なかなか滑稽な姿」とも

このような観点から、堀江氏は「日本では有名な俳優を捕まえて、大麻はダメだって言ってるのが、なかなかグローバルで見れば面白い」「伊勢谷友介さんというある意味象徴的な人が捕まってしまって、それに対して世の中の人たちが半を押したように『信じられない』『見損なった』と言っているのはなかなか滑稽な姿」などと述べた。

なお、だからと言って堀江氏が、日本国内における大麻使用を肯定しているのかと言えばそうでなく、動画終盤でははっきりと「とはいえ日本においては大麻は規制されておりますので、良い子の皆さんはやっちゃダメですよ」とコメントしていた。

■視聴者から様々な反響

今回の動画に対し、コメント欄では「大麻が良い悪いとかはわからないし、どうでもいいけど、大麻が犯罪で、吸ったら社会的地位を著しく損なう日本で、しかも人気商売の俳優という職業をしていながら吸ってしまうのはバカだなと思う」「善悪はさておき、吸う必要のないものを地位ある人が吸うのは理解できない」「彼が携わるいろんな事業が滞りなく進めることができたら良いと思っています」などの声が寄せられることに。

伊勢谷容疑者がどんな考えて大麻を所持していたのかは不明だが、現行の法律でそれが禁止されている以上、彼の行動を理解できないという人は決して少なくないようだ。

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（文／しらべぇ編集部・宝田洸太）